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今戸神社 | 生まれも育ちも東京の山谷 -山谷は日本三大ドヤ街のひとつです-

今戸神社

縁結びと招き猫の神社「今戸神社」へ

隅田公園から今戸へ向かって歩く土曜日の日中のこと。
タクシー2台が「今戸神社」の前に止まりました。
そのタクシーから、お若く華やかな女性たちが、楽しそうに話しながら現れたのです。
そして、そのまま神社の中へ。

今戸神社の鳥居と人力車で訪れる参拝客の様子。
浅草から人力車で訪れる観光客も多い今戸神社。週末は境内がにぎわいます。
今戸神社の由緒が記された案内板。
今戸神社は、源頼義・義家ゆかりの神社。縁結びの神様として信仰を集めています。
「今戸神社」と刻まれた石碑と鳥居。
大きな銀杏の木の下に立つ鳥居。今戸神社の歴史ある佇まいが印象的です。

縁結びで有名な今戸神社。
以前は、若い女性の参拝者、カップルで参拝される方でいっぱいでした。
ただ最近は、浅草から人力車で訪れる外国人観光客も参拝も多く見かけます。
今日も、人力車が続々と境内の中へ入って行きました。

今戸神社の境内に立つ大きな銀杏の木と人力車の風景。
青空のもと、境内には大きな銀杏がそびえ、参拝客の笑顔があふれます。
絵馬が並ぶ今戸神社の境内と参拝客の様子。
丸い招き猫の絵馬がずらり。縁結びの願いが風に揺れています。
今戸神社の境内を歩く参拝客と待機中の人力車。
浅草からの人力車が訪れる今戸神社。のんびりとした時間が流れています。

境内に広がる可愛い招き猫と歴史の物語

今戸神社の絵馬は、招き猫が描かれた丸い形の絵馬なのです。
とても可愛いですね。

参道から見た今戸神社の大銀杏と絵馬掛け。
新緑に包まれた参道の先に見える大銀杏。多くの人が縁を願って訪れます。
今戸神社の招き猫が描かれた丸い縁結び絵馬。
和装の招き猫が描かれた丸い絵馬。良縁成就や幸せな結婚を願う人々の思いが込められています。

境内の「石造狛犬(せきぞうこまいぬ)」は、1752年に今戸焼の職人の方が寄進され、1822年に再興されたそうです。
今戸神社の石造狛犬は、片手が上がっているので「招き狛犬」とも。

今戸神社に残る庚申塔と庚申信仰碑。
境内の片隅には、庚申信仰を伝える石碑が静かに佇んでいます。
庚申塔と丸い絵馬が並ぶ今戸神社の境内。
歴史ある庚申塔のそばには、色とりどりの絵馬が奉納されています。

「招き猫」発祥の地とあって、境内のいろいろなところに、可愛い招き猫たちの姿。
ちなみに、世田谷区の「豪徳寺」も「招き猫」発祥の地と言われているそうです。

今戸神社の境内に並ぶ鉢植えと黒猫のオブジェ。
境内には可愛い黒猫のオブジェと植木鉢。穏やかな時間が流れます。

参拝前には、神社の手洗い場「手水舎(てみずや)」へ。

今戸神社の手水舎と奉納された丸い絵馬。
手水舎の周りにも絵馬がいっぱい。訪れる人々の願いが境内を明るく彩ります。

今戸神社は「浅草名所七福神めぐり」の神社で、福禄寿様をお祀りしています。
ご本殿の中には、招き猫のナギ様とナミ様もいます。
干支の蛇もいました。

今戸神社の拝殿正面。
華やかな朱色の社殿が印象的な拝殿。招き猫の姿が参拝者を迎えます。
今戸神社の拝殿でお参りをする参拝者の様子。
良縁や家族円満を願う人々が今戸神社を訪れます。

ご本殿の側にいる「石なで猫」がいます。
石なで猫をなでると、福を招いてくれ、写真を撮ってスマートフォンの待受画面をして拝むと、願いが叶うと言われています。
金運、恋愛運がアップしたという声も!

今戸神社の境内に並ぶ「石なで猫」の石像。
「石なで猫」の台座には「お江戸は浅草 今戸で生まれ 愛され続ける 招き猫」と書かれています。この一対が縁を呼ぶといわれています。
今戸神社の「石なで猫」の石像(アップ)。
「石なで猫」のアップ。丸みを帯びた可愛らしい表情の招き猫。右手は金運、左手は人との縁を招くといわれます。

新撰組の沖田総司様は、この地で終焉を迎えました。
今戸神社の境内に、医師の邸宅があり、そこで療養をされていたそうです。
「沖田総司様終焉之地」の碑の隣りには「今戸焼発祥之地」の碑があります。

招き猫と「沖田総司終焉の地」と書かれた今戸神社の看板。
招き猫発祥の地といわれる今戸神社。幕末の剣士・沖田総司様の終焉の地としても知られています。
今戸焼発祥の地碑、沖田総司様終焉の地碑と狛犬が並ぶ今戸神社のご神殿付近。
今戸焼発祥の地として知られる今戸。沖田総司様終焉の地碑もあります。
今戸焼の歴史を紹介する案内板(台東区教育委員会)。
江戸時代から続く今戸焼。招き猫や瓦など、多彩な焼き物文化がこの地で育まれました。

「今戸橋開橋記念」の碑もありました。
隅田公園へ行くと「いまどはし」と、橋の跡が残っています。

今戸神社の境内にある今戸橋架橋記念碑と狛犬。
境内の一角には「今戸橋架橋記念碑」があり、地域の歴史を静かに伝えています。
隅田公園内にある「いまどはし(今戸橋)」の橋の跡。
隅田公園の中にある「いまどはし(今戸橋)」の橋の跡。かつて隅田川に架けられていました。今も地名にその名を残しています。

宮司様の優しいまなざしと「今戸神社」のご縁

社務所では、招き猫が描かれた丸い形の絵馬やお守りの授与があり、たくさんの外国人観光客が集まっていました。

社務所の前に参拝者が集まっている。
参拝者の方々が社務所へ向かい、お守りなどの授与を受けています。
今戸神社の授与所に並ぶ参拝客の様子。
休日はお守りを求める参拝客で行列ができるほどの人気ぶりです。
今戸神社の授与所に並ぶ縁結び守りや招き猫のグッズ。
人気の「縁結び守」や「招き猫みくじ」が並ぶ授与所。お土産にも喜ばれます。

おみくじもあり、猫たちに囲まれながら運勢を占えます。
たくさんの招き猫の中に「夏目友人帳」のニャンコ先生が閉じ込められていた招き猫、そして黒ニャンコがいました。
アニメーション「夏目友人帳」の大ヒット祈願で奉納されたそうです。

今戸神社のおみくじ所に並ぶ様々なおみくじ。
おみくじ所には可愛い招き猫のおみくじが並んでいます。
今戸神社の社務所内に並ぶ色とりどりの招き猫。「夏目友人帳」のニャンコ先生と黒ニャンコの招き猫もある。
表情豊かな招き猫たち。どの猫も幸せを招く象徴です。「夏目友人帳」のニャンコ先生と黒ニャンコの招き猫の姿も。

招き猫がたくさん置かれた社務所の奥に、今戸神社で
「出会えたら幸運」
と、多くのファンがいた白い猫「ナミちゃん」のお写真もありました。
ナミちゃん、可愛いです。

今戸神社のおみくじ所に並ぶ多くの招き猫の置物。右奥に白い猫「ナミちゃん」の写真がある。
大小さまざまな招き猫が並ぶ棚。右奥にあるのは、白い猫「ナミちゃん」の写真。訪れる人を笑顔にしてくれます。

境内には、ゆっくり休めるスペースもあります。
その近くの木の枝で、ニャンコ先生の風鈴を発見!

今戸神社の境内に並ぶベンチと休憩する参拝客。
境内にはベンチがあり、参拝後にゆっくりと過ごす人々の姿も見られます。
今戸神社の木に吊るされた風鈴とハート型の飾り。
緑の枝に風鈴と赤いハートの飾り。恋愛成就を願う人々の想いがこもっています。
今戸神社の木に「夏目友人帳」のニャンコ先生の風鈴。
木陰で揺れる「夏目友人帳」のニャンコ先生の風鈴。やさしい音色が境内に響きます。

今戸神社の宮司様は、女性の方です。
イラストレーターとしてもご活躍されていらっしゃるそうです。
以前、社務所で宮司様が描いたイラストの絵葉書がありました。
とてもほっこりする優しい絵で、宮司様が描いて下さった絵葉書は、とても人気があります。
ちょうど社務所の中で、宮司様がイラストを描いている時がありました。
その時、宮司様が筆を止めて、こちらへ会釈をして下さり、とても嬉しかったです。

今戸神社の社殿と木陰で過ごす参拝客の風景。
社殿のそばで、穏やかな時間を楽しむ人々。猫と人の幸せが交わる境内です。

今戸神社では「縁結び会」が開催されています。
前、今戸神社へ参拝した時、社務所で、縁結び会の参加申し込みをしている方々を見ました。
良いご縁があると良いですね。

今戸神社の社殿と授与所を望む境内の風景。
緑に包まれた境内。社殿のそばには授与所があり、縁結び守りや招き猫みくじが並びます。

縁結びで有名ですが、猫に縁のある神社でもあります。
猫が好きな方も、参拝へ行かれてみて下さい。

今戸神社の鳥居と「今戸神社前」交差点の風景。
「今戸神社前」の交差点に立つ鳥居。浅草の町並みに溶け込むように、今日も多くの参拝客を迎えています。

アクセス

今戸神社は「北めぐりん(浅草回り)」に乗って「リバーサイドスポーツセンター前」で下車し、徒歩1分。
もしくは、都営バス「東42-3・石浜通り(橋場通り)南千住車庫前」に乗って「リバーサイドスポーツセンター前」で下車し、徒歩1分。
都営浅草線・東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩14分。

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