Twitterでも山谷の暮らしを発信中です:
フォロー @sanya_tokyo
浅草で生まれた一日だけの雪のオブジェ | 生まれも育ちも東京の山谷 -山谷は日本三大ドヤ街のひとつです-

浅草で生まれた一日だけの雪のオブジェ

小さな雪だるまとの出会い

浅草松屋さんの前にあるバス停。
バスを待つため、そのベンチの前で立ち止まりました。
すると、ベンチの下に、小さく可愛らしい雪だるまの姿。
しかも、3人います。
頭には帽子のように、小さな緑の葉っぱがのせられていました。

このベンチの前に立ち止まらなければ、気付くことはなかったと思います。
たぶん、海外からの観光客のお子様たちが作られたのでしょう。
作り手のお子様は、1人ではなく、2人か、3人。

バス停のベンチ下。可愛い雪だるまが並んでいるのが見える。
バス停のベンチ下。可愛い雪だるまが並んでいるのが見えました。
浅草松屋さん前。バス停のベンチ下に並ぶ雪だるま。
浅草松屋さん前。バス停のベンチ下に並ぶ雪だるま。

この日は雪が降りました。
朝、外を見ると厚みのあるジュウタンのように、雪がいたる所に積もっています。
千切ったフワフワの綿なような雪が、左右に揺れながら、ゆっくりと降っているのです。

浅草に来る前、上野公園近くへ行きました。
バス通りを歩いていると、公園内で雪をのせた木の枝や葉っぱが見えます。
その景色が日本画の世界のようで、用事はないのに、そのまま上野公園へと向かいました。
公園では、海外から観光で日本にきたご家族が、積もった雪を楽しんでいました。
雪を手にしてみたり、お父さんらしき方がお子様へ雪の玉を渡したりしていました。
雪景色の上野公園は背景に、記念撮影をしている姿も。

上野公園前のバス通り。多くの車と人が行き来っている。
上野公園前のバス通り。多くの車と人が行き来っています。
京成上野駅近くの上野公園入口。公園内の木に雪が積もっている。
京成上野駅近くの上野公園入口。公園内の木に雪が積もっています。
「上野恩賜公園」の碑。
「上野恩賜公園」の碑。
上野公園内の様子。
上野公園内の様子。
雪の日でも上野公園内には多くの観光客の方が歩いている。
雪の日でも上野公園内には多くの観光客の方が歩いています。

季節を愛でる心を思い出した日

小学生の頃。
雪が降ると、学校から
「校庭へ出てはいけない」
と言われても、降ってくる雪を間近に見たくて、校庭に出てしまい、怒られた記憶があります。
授業が終わった放課後では、雪が降り終わってしまい、陽の光とともに雪も消えてしまうと心配したのです。

しかし、年を重なるごとに、雪を愛でる気持ちが薄くなりました。
日本には、春夏秋冬の季節を過ごせます。
でも、そのことが当たり前のようになってしまったのです。
その結果、雪や新緑の美しさ、日の光を反射して輝く川面(かわも)、紅葉の鮮やかな色合いを目にしても、季節の恵みを感動する気持ちが失われていることに気付きました。

その帰り、浅草松屋さん前のバス停で、今回の雪だるまと出会ったのです。
雪だるまの頭にのっている小さな緑の帽子。
植え込みに落ちている葉っぱを使われているようです。
作り手の方たちは、大切に雪の人形たちを作り、3人を仲良く並ばせ、緑の帽子も被せたあげました。
雪が降り止み、日が上れば、雪だるまの姿かたちは、跡形もなく消えてしまいます。
この緑の帽子を被った雪だるまたちを見た時、作り手の愛情が伝わってきました。

小さくて可愛い姿から伝わる作り手の方たちの優しさ。
この場所に確かに存在した雪だるまたち。
その記録に残したく、写真を撮りました。

可愛い雪だるまから、作り手の優しさと愛情が伝わる。
可愛い雪だるまから、作り手の優しさと愛情が伝わってきたのです。
落ち葉を使用された緑の葉っぱの帽子。その帽子を被っている雪だるまたち。
落ち葉を使用された緑の葉っぱの帽子。その帽子を被っている雪だるまたち。

ご感想・思い出などお寄せ下さい

タイトルとURLをコピーしました