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【番外編】「ひとり、いない・・・」アンケートスタッフのアルバイトをした時の話 | 生まれも育ちも東京の山谷 -山谷は日本三大ドヤ街のひとつです-

【番外編】「ひとり、いない・・・」アンケートスタッフのアルバイトをした時の話

学校紹介で見つけた楽しい短期アルバイト

夜間大学へ通っていた学生の頃。
学校経由で、アルバイトを紹介して貰えたのです。
学校から紹介されるアルバイトでは、他大学の学生とも会えます。
そこで、他のアルバイト情報や、他校のキャンパス情報も聞け、楽しかったりするのです。
また、アルバイト先の担当者も、アルバイトの対応に慣れているので
「昔、こういう学生がいてね」
「前、こんなことがあってね」
など、面白い話もしてくれました。
学生たちが楽しく仕事ができるよう、気遣ってくれるのです。

学校紹介のアルバイトに、2日間の短期アルバイトが募集していました。
仕事の内容は、展示している日用品の商品を、来場者に見て貰い、アンケートに記入して頂くこと、そして会場内を案内する、というものです。
学校紹介の短期バイトは、バイト料も良いので、さっそく応募しました。

当日、スーツを着用し、アルバイト先へと向かいます。
アルバイトは9人くらいで、アルバイト担当の社員の方は1名です。
担当の方は、とても気さくな社員さんでした。
アルバイトは学生だけでなく、社会人も2人入っていたのです。

商品アンケートのアルバイトをするのは、今回初めて。
そのため、アルバイト初日は、ちょっと緊張しました。
でも楽しそうです。

友達同士でアルバイトに入った学生が2人。
あとは、ひとり参加。

担当の方から、アルバイト業務の説明が始まりました。
バイトたちが会場内の丸椅子に着席。

すると、学生バイトの中から
「ひとり、ひとり、いない!」
の声。
確かに、アルバイトが座るための丸椅子が一個空いているのです。

初日の「ひとり、いない・・・」の謎

誰がいないのか?

社会人アルバイトの女性でした。
担当の社員が、その女性に電話もしましたが、電話にも出ません。

学生バイトたちも
「なんで?」
と思いつつも、時間になったので、業務スタート。
棚に置かれている生活用品を、来場した方々に見て貰い、アンケートを書いて頂きます。

一日目が終わり、駅までの道のり、バイトの学生同士で話しながら帰るのも楽しい時間。
学校紹介のアルバイトだと、有名大学の学生の方々と会えることが多いのです。

家庭教師のアルバイトをされたことのある学生がいました。
その大学生の話だと
「家庭教師は、当たり外れがある」
とのこと。
家庭教師の学生が、どんなに熱心に教えても、教えて貰う生徒の方が全くやる気がないこともあるそうです。
子供の親も
「家庭教師を頼んでおけば良いだろう」
程度に思っているそうです。
教える生徒側が
「勉強に意欲があるのかどうか」
で、家庭教師のアルバイトが、やり甲斐のある仕事なのかどうか、が決まるのですね。

そして翌朝。
早めにアルバイト会場についてしまい、入口で待っていると、担当の社員の方が
「早すぎ」
と言いつつ来てくれました。

昨日、ひとりのアルバイトがいなくなったため、今日は担当の知り合いが助っ人に入ります。
助っ人は主婦の方で、前にもこの会社でアルバイトをしたことがあるそうです。

昨日、業務の説明前に帰ってしまった社会人バイトの方。
そんな大変なアルバイトではないので、何で帰ってしまったのでしょうか・・・?

そんな疑問がありつつも、2日目の業務も順調です。
そして昼休憩。
学生バイトたちは近くのコンビニで買ったおにぎりやパンを買ってきています。
2日目の昼休憩は、昨日の2人いた社会人バイトのうちの一人の方と、シフトが重なりました。
こちらも主婦の方です。
手作り弁当を持参されていたので
「お弁当を作ってくるなんて、すごいですね」
と伝えると、相手の方は、ちょっとポカーンとされた後、
「100円くらいで、できちゃうもんであれは・・・夫の給料じゃ生活できなくて」
と話されていました。

この話を聞いたからではないと思いますが、アルバイトの業務が再開された後も、お弁当を持参した主婦の方は、疲れたご様子だったのです。
アンケートの来場者が来ると
「あ、はい」
と、丸椅子から立ち上がって、案内をしていました。

文化祭のような和気あいあいの2日間

2日間のアルバイトが終わり、皆んなで後片付けです。
学生バイトたちが多いので、和気あいあいとした楽しさがありました。
文化祭が終わった後のような雰囲気でしょうか。

担当の社員の方は、学生の頃に、引越しのアルバイトをしていたそうで、「(長い)ロープは、八の字にして、仕舞うんだ」
と教えてくれました。
「なるほど!」
と、その後、長いロープをしまうことがある時は、こちらの社員の方の言葉を思い出し、八の字にしてまとめるようにしています。
確かに、八の字にすると、ロープが絡まないのです。

片付けが終わった後も、お弁当を持参した社会人バイトの方が、アルバイト担当者のもとへ行き、
「源泉徴収票が欲しいんですけど」
と言っていた後ろ姿が印象に残りました。
終始、辛そうなご様子だったので、この時、
「ご結婚って大変なんだ・・・」
と思ったのです。
ちなみに、担当からは「源泉徴収票は会社へ連絡すると貰えると思います」との回答。

2日目の帰りも、近くの駅まで、アルバイト学生たちと一緒に帰りました。
担当の社員さんも良い方だったし、学生バイトの方々とも楽しく仕事ができましたね。
2日間の短期バイトだったけど、今でも楽しかった良き思い出として記憶に残っています。

スーツ姿の学生がいる中、一人いなくなったアルバイトを前に、慌てて電話をかける社員のイラスト。
アルバイトたちへ仕事の説明を始めようとした時、アルバイトが一人いなくなったことに気づいたのです。

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