お品書き(ブログ) 警視庁第六方面本部と小学生たちの「大事件」 山谷にある第六方面本部と交番の記憶警視庁第六方面本部と山谷の交番は、どちらも昭和50年代から山谷に存在しており、警察官の方々が常駐されている場所でした。いずれも建て直しを経ていますが、昔の建物では、第六方面本部の2階には外階段があり、警察官... 2025.07.09 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) きび団子のトンコ、トン 昭和の夕暮れに響くやさしい音まだ昭和の夕方のこと。幼い頃は、母の買い物はいつもついて行きました。優しい太鼓の音「トンコ、トン・・・トンコ、トン・・・」どこからと、優しい太鼓を叩く音が聞こえてきます。白い服を着たご年配のご主人が、さほど大きく... 2025.07.07 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) お母さんになってください――美空ひばりさんから届いた手紙 小さな家族と別れた母昭和の歌謡界を代表する大スター、美空ひばりさん。同じ時代の東京・山谷には、父と子供3人が力を合わせて暮らす、小さな家がありました。その家のお母さんは、一番末の女の子がまだヨチヨチ歩きの時に、お父さんと別れて、家を出て行っ... 2025.07.04 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) 【山谷むかし話】妻が見つからなくて~ むかしむかし、山谷にてむかーし、昔、そのまた昔。山谷に、ある家族が住んでおった。この家では、お父さんはガリガリにやせ細っての。お母さんは関取のように豊満なお姿をしておった。2人の間には、たくさんの子どももおったそうな。ある日、お母さんがいな... 2025.07.02 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) 粘土と型と、30円のしあわせ 昭和の放課後にいた「カタ屋」「カタ屋」を知っていますか。まだゲーム機が存在しない昭和の頃。放課後の夕方になると、小学校の校舎近くで、ご年配の女性が「カタ屋」の露天商をされていました。最初に「たい焼き器」のようなカタチをした小さな素焼きの型を... 2025.06.30 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) 【山谷むかし話】あ~、見つけたぁ~! むかしむかし、南千住駅でむかーし、昔、その昔。山谷の近くに「南千住駅」という駅があった。ある日の夕刻、小学生の女の子と、若いお母さんが、南千住から北千住へ、電車で行こうとしておったそうな。南千住駅のプラットホームで、先頭車両が停まるところに... 2025.06.27 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) 関東大震災・後編 家を失って父たちが住んでいた家は、関東大震災でなくなってしまいました。そのため、祖父がどこからか材木を集めて、南千住のあたりに家を作ったそうです。家といっても、おそらく、雨風をしのげる小屋のようなものだったと思います。そこへ、鉄道の方が来て... 2025.06.25 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) 関東大震災・前編 浅草の地盤と震災発生時の状況浅草は地盤が弱いと聞いています。また、時間帯もお昼ご飯の時間帯でした。関東大震災が発生した時、山谷の地域も、大きな被害を受けました。地面は大きな地割れが発生し、空からは火の粉が雨のように降ってきたそうです。震災当... 2025.06.23 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) 【お酉さんの思い出】大きくならないはずだった「テーブルうさぎ」 お酉さんの夜は、懐かしいにおいと賑わい昔の「酉の市(とりのいち)」で見かけた「テーブルうさぎ」という手のひらサイズのウサギをご存知でしょうか。毎年11月には、大鷲神社(おおとりじんしゃ)で「お酉さん(おとりさん)」という縁日があります。お酉... 2025.06.20 お品書き(ブログ)
お品書き(ブログ) 天職に導いてくれた白狐様――山谷の口入稲荷社 玉姫稲荷神社の中にある、もうひとつの神社玉姫稲荷神社の境内に「就職祈願」「縁結び」でご利益のある「口入稲荷社(くちいれいなりじんじゃ)」があります。「口入屋」ってなに? 江戸のハローワーク「口入屋(くちいれや)」というのは、今でいう「ハロー... 2025.06.18 お品書き(ブログ)