Twitterでも山谷の暮らしを発信中です:
フォロー @sanya_tokyo
隅田公園てくてく散策・前編 | 生まれも育ちも東京の山谷 -山谷は日本三大ドヤ街のひとつです-

隅田公園てくてく散策・前編

今戸からスタート 隅田公園の端っこを歩く

台東区の学校は、隅田公園の運動場で、スポーツなどを行うことが多々あります。
昔から何度も行ったことのある隅田公園ですが、公園の端から端までを歩いたことがなかったのです。
そのため、今回、台東区側の隅田公園を、てくてくと歩いてみました。
隅田公園は、台東区と墨田区の隅田川沿いにあります。
台東区側の場合、今戸の桜橋中学校あたりから、吾妻橋のたもとまで、という細長い公園なのです。

まずは、桜橋中学校の近くにある野球場へ。
ここが、今戸あたりの隅田公園の端っこになります。
ウォーキングやマラソンをしている方々もいました。

隅田公園・今戸側の入口付近の広い遊歩道。
桜橋中学校近く、今戸側の隅田公園入口付近。広い歩道がまっすぐ続きます。
隅田公園・野球場横の並木道。
木々の間を抜ける散策路。左手には野球場があり、ジョギングをする人の姿も見られました。

今戸あたりの端っこには、野球場があり、週末ということもあって、社会人野球の練習が行われていました。

野球場を囲むフェンス沿いの道を歩く人。
野球場のフェンス沿いを歩くと、隅田川沿いの爽やかな風が感じられます。
野球の練習風景と隅田川沿いの散策路。
社会人野球のチームが練習中。
隅田公園・野球場のフェンスと並木のある通り。
野球場沿いをまっすぐ進むと、桜橋へ向かう案内板が見えてきます。

② 明治天皇行幸碑と台東リバーサイドスポーツセンター

野球場を左手にして歩いていくと、途中に、
明治天皇行幸碑があります。

隅田公園・明治天皇行幸碑の全景。
「明治天皇行幸碑」が隅田公園内にあります。明治時代、この地を天皇が訪れた記念碑です。
明治天皇行幸碑の石碑部分のクローズアップ。
「明治天皇行幸」の碑。今戸橋跡のそばに静かに佇んでいます。

野球場を通りこすと、桜橋へ向かう曲がり角があります。
桜橋は開設された当初、「X橋(えっくすばし)」とも呼ばれていました。
その後、橋の名前が公募されて「桜橋」という名前になっています。
良い名前ですね。

桜橋案内板と野球場フェンス沿いの歩道。
「桜橋はこちら」の案内板。散策の目印としてわかりやすい位置に立っています。
桜橋方向を示す案内板と隅田公園の緑道。
桜橋へ向かう遊歩道。春にはこの道沿いに桜並木が咲き誇ります。

今回は、隅田公園内を歩くので、桜橋へは向かわず、このまま真っすぐ歩いていきます。
テニスコート前を通りすぎると「台東リバーサイドスポーツセンター」の入口へ。
台東リバーサイドスポーツセンターでは、トレーニング室があり、リーズナブルな料金で利用できます。
ただし、トレーニング室の利用は、台東区に在住もしくは在勤、在学の方のみとなっています(2025年10月現在)。
なお、トレーニング室以外にも、いろんな武道やスポーツサークル施設を利用しており、トレーニング室以外は、台東区外の方でも利用可能です(利用料金は、台東区内と台東区外では異なります)。

台東リバーサイドスポーツセンター前の歩道。
台東リバーサイドスポーツセンター入口付近。ウォーキングやジョギングにも人気のエリアです。
台東リバーサイドスポーツセンター前の歩道とテニスコート。
台東リバーサイドスポーツセンターの前を通ります。テニスコートもあります。
台東リバーサイドスポーツセンター入口付近。
台東リバーサイドスポーツセンターの入口付近。スポーツ愛好者が多く訪れる人気の施設です。
台東リバーサイドスポーツセンター正面のガラス張りの建物。
正面には大きなガラス窓が並ぶリバーサイドスポーツセンターの建物です。
台東リバーサイドスポーツセンターの入口。
台東リバーサイドスポーツセンターの入口。地元の方々に親しまれているスポーツ拠点です。

台東区リバーサイドスポーツセンターの入口を通りすぎます。

リバーサイドスポーツセンター脇の歩道と駐車スペース。
スポーツセンターを過ぎると、川沿いの静かな歩道が続きます。

今戸橋跡から平成中村座発祥の地へ

「今戸橋(いまどばし)」の橋の跡がありました。

今戸橋跡の記念碑と道路沿いの風景。
隅田公園内には、かつての「今戸橋(いまどばし)」の跡を示す碑が残っています。

そのまま歩いていくと、広い広場が見えてきます。
野球のほか、いろいろなスポーツをしている方がいました。

隅田公園内の広場。
公園内の広いグラウンドでは、週末になると野球の練習風景が見られます。
隅田公園内の広場と緑に囲まれた開放的な空間。
緑の中で体を動かす人々の姿も多く、のびのびとした空気が流れています。

そして「平成中村座発祥の地」の記念碑。

隅田公園の「平成中村座発祥の地」碑の全景。
歌舞伎の復活を願い建てられた「平成中村座発祥の地」碑。浅草の新たな文化の始まりを伝えます。
平成中村座発祥の地・説明文の石碑(拡大)。
「隅田川続俤 法界坊」が初代公演。ここから平成中村座の歴史がスタートしました。

さらに歩くと、公衆トイレと少年野球場が見えてきます。

隅田公園の入り口近くにある公衆トイレ。
緑の屋根が印象的な隅田公園の公衆トイレ。奥には少年野球場のネットが見えます。
隅田公園の少年野球場と歩道。
フェンス越しに見える少年野球場では、休日のプレイヤーたちがプレー中。にぎやかな雰囲気です。

台東区教育委員会が設置した「花」の碑がありました。

隅田公園にある「花の碑」周辺の緑地。
「花の碑」が公園内の一角にたたずんでいます。周囲は静かで、木々の緑に包まれています。
隅田公園の「花の碑」に刻まれた詩文の石碑。
作詞家・作曲家として知られる中山晋平や西條八十の代表作「花」を記念した碑。優雅な筆致で歌詞が刻まれています。
「花の碑」の説明板(日本語と英語併記)。
「花の碑」の由来を伝える案内板。台東区と東京音楽大学の協力で建立されました。

真っすぐ歩くと、道が歩道と公園内とで分かれていたので、そのまま公園内を歩くことにしました。

隅田公園内の並木道と分かれ道。
公園の中央をゆるやかに通る遊歩道。左手には桜並木、右には住宅街へ続く小径があります。
隅田公園を散歩する家族連れ。
親子連れの姿が多く見られる隅田公園。休日の穏やかな時間が流れています。
隅田公園の広い園路と桜並木。
春には満開の桜が続く並木道。今は緑の葉が風に揺れ、季節の移ろいを感じます。
隅田公園の南側園路と工事中のエリア。
南側の園路を歩くと、工事中の一角が見えます。公園の整備が進められているようです。
隅田公園から浅草方面へ向かう園路と建物群。
遊歩道を進むと見えてくる浅草方向の街並み。ビルの看板が空に映えます。

隅田公園内にある「戦災慰霊碑」です。

隅田公園内にある戦災慰霊碑。
隅田川を望む高台に「戦災慰霊碑」が建っています。花が手向けられ、静かな空気に包まれています。

花川戸あたりに来ると「言問橋(ことといばし)」に出ます。
隅田公園の端っこにあたる吾妻橋のたもとへは、この言問橋を通る必要があります。

隅田公園前の言問橋を走る車道と歩道の景色。
公園沿いの歩道を進むと、言問橋を走る車の流れと隅田川の風景が並行して続きます。晴れ間ののぞく空が印象的です。
隅田公園近くにある言問橋の銘板。
「ことといばし」と刻まれた言問橋の銘板。歴史ある橋の名は、在原業平の和歌に由来しています。
隅田公園前の交差点を渡る人々と周辺の建物。
隅田公園前の大通りにて。横断歩道の先には浅草方面へ続く街並みが広がります。

ご感想・思い出などお寄せ下さい

  1. こころ より:

    浅草方面に向かうと整備されて綺麗になっていきますね。

    • 語り部 より:

      こんばんは。コメントを下さり、ありがとうございます。(*^^*)
      はい。観光客の方々がたくさん通るということもあって、そうじだけでなく、歩道もかなり整備されています。
      春や秋は、気候も穏やかなので、散策をするのに良いように思っています。

タイトルとURLをコピーしました